投稿日:2019-10-20 Sun
我が家の近くに文化放送の「川口送信所(電波塔)」がある。直線距離にして1.5キロくらいだ。
ここは普段は立入禁止なのだが、桜が見事なので花見の時期
だけ開放される。
近くに電波塔があれば、当然のことながら文化放送は他局に
比べて受信状況がいい。俺が小学生の頃、ゲルマニウムラジオ
というおもちゃがあったが、NHKが少々、文化放送はバリバリ
に聞くことができた。
さて、ここからが近所に住むMさんのアンビリバボーな話。
もう40年も前の話らしいが、Mさん宅の台所から何やら人の
話し声が聞こえてくるとのこと。よく耳をすますとラジオの
音が小さく聞こえる。台所にはラジオがないので変だなぁと
思って近づくと、なんと数本の包丁の間から聞こえていたという。
つまり文化放送の電波塔が近くにあり、複数の包丁が干渉し合い
それがアンテナとなりラジオになってしまったという。
これが本当の『文化包丁』なんちゃって。
話はまだ続く。近所の住むKさんの似たような話。
Kさんは虫歯の治療で歯に金やら銀やらの金属を詰めた後、
頭の中でラジオが聞こえてきたという。メガネをかけていて
口の中の金属と干渉し、アンテナになったようだ。
恐るべし、近所の電波塔!

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