投稿日:2014-03-08 Sat
銀座は都内の他の地域に比べ、あまり高い建物がないことをご存知だろうか。銀座区域には「銀座デザインルール」
というものが存在し、建物は56メートルまでと決まって
いるため、超高層ビルが存在しないそうだ。
このルールは建物や看板などが銀座のイメージをそこなわ
ないように定めているとのこと。
だから高層ビルが林立する汐留や丸の内とは街の顔つきが
大きく異なっているということか。
実は2003年、松坂屋と森ビルによって200メートル近い
超高層ビル計画が銀座に提案された。
しかし「銀座らしい」まちのにぎわいを守るため商店街が
結束し、地域のルールを考え上記の「銀座デザインルール」
に至ったということらしい。
これらのことは竹沢 えり子さんの著書『銀座にはなぜ超高層
ビルがないのか~まちがつくった地域のルール』 (平凡社新書)
に紹介されている。
商店街はどのように結束し、企業や行政と街の未来について
何を話し合ったのか。全国商店街も参考にできる、街づくり
を紹介している本だ。

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