投稿日:2009-04-19 Sun
かつてこんな本はなかっただろう。というか、こういうのを1冊の本にしちゃっていいの?・・・という
感想である。本の内容は1975年~1990年の新聞のテレビ欄、224日分。
もちろん当時の世相や流行などにも触れているし、特徴的な番組について
解説もしているが、基本は当時のテレビ欄をそのまま本にしている。
シンプルな構成ながらも、むちゃくちゃ懐かしく「あの頃」の記憶が鮮明
に蘇ってくる。
・紅茶キノコが流行った頃にゲッターロボやグレンダイザーをみていた
・プリントゴッコが発売された年にタイムショックをみていた
・口裂け女が噂になった時に銀河鉄道999やクイズダービーをみていた
・ジョン・レノンが暗殺された年に金八先生やアラレちゃんをみていた
・ディズニーランドの開園の年にはカックラキンやプロポーズ大作戦を
ペラペラとページを開くたびに当時の淡い思い出や切ない記憶が蘇る。
たかがテレビ欄、されどテレビ欄・・・そんな言葉がまさに当てはまる
1冊である。
ザ・テレビ欄 1975~1990
テレビ欄研究会/編・著 詳細はこちら

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