投稿日:2018-07-02 Mon
江戸時代より日本各地で作られてきた郷土駄菓子をテーマにした展覧会が京橋LIXILギャラリーで開催中だ。
駄菓子をめぐる庶民文化の考察とも言えよう。
駄菓子の定番「梅ジャム」やガキの頃に食べた駄菓子が
世の中から姿を消していくのは寂しいものだが、これらの
駄菓子を約半世紀に渡って調査・研究されている方がいる。
石橋幸作さんという人で駄菓子のスケッチ帳や紙粘土を
使って昔の駄菓子を復元した模型など約200点が展示した
のが先の展示会だ。
ところで、なぜ「駄菓子」というかご存じだろうか。
昔はとても貴重だった白砂糖を使った菓子を「上菓子」と呼んだ
そうで、それに対して水飴や黒砂糖を使った庶民向けの菓子を
「駄菓子」と言ったらしい。そして駄菓子は各地の風土や歴史、
文化などを反映した「ふるさとの味」に発展していった。

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