投稿日:2020-08-30 Sun
遊園地「としまえん」が明日(8/31)94年の歴史に幕をおろす。都内に住む俺たち世代には残念なニュースで、その想い出を
懐かしむ人も多いだろう。
俺は小学3年生の時に家族でプールに行ったことを覚えている。
「流れるプール」は1965年(昭和40年)に登場したというから
新しもの好きの父が「世界初」のプールを家族に見せたかった
のだろう。当時、俺は泳げたかどうかわからないが、浮き輪で
プカプカと流されていることを楽しんでいたようだ。
大学の時、グループ交際で2カップルでプールに行った。
友人O君が飛び込み台に挑戦しようと言い出した。
千葉県出身の彼は自信満々で頭から飛び込むという。
5メートルの台から下を見るとビビリまくりだが、上がった
からには、彼女の手前 止めるわけにはいかずまさに清水の
舞台から飛び降りる気持ちだ。
たぶん、不格好な姿勢で飛び込んだのだろう、腹打ちして
しまい、しばらく青あざが残ったことを覚えている。
練馬区の成人式は、としまえんで開催されたようだ。
当時、付き合っていた練馬区の彼女は成人式の日、俺に
「今、としまえんにいるの」としょーもない電話をくれた。
その翌年、その彼女ととしまえんでデートした。
お客が少なかったのか「フライングパイレーツ」でアンコール
をされて3度連続して乗ったら、気持ち悪くなった。
俺が社会人になった頃は、土曜日は「半ドン」だったが
夜まで働いていた。新宿住友ビル17Fからとしまえんの花火が
よく見えた。この花火を観終わったら仕事終いで、その後
歌舞伎町に飲みに行くのが通常だった。
としまえんに関わる思い出話は尽きないが、なくなると思うと
実に寂しい。ありがとうね&お疲れ様でした。

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