投稿日:2020-07-04 Sat
普段はあまり気にしていないが、はれの日になぜか気になる「六曜」。この年になっても実のところあまりわかってないので、調べてみた。
以下、抜粋。
「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つを「六曜」
と呼び、現代の日本では、日にちの吉凶を占う指標として利用され
ています。
六曜はもともと中国で「時間」を区切る際に使われていた考え方で、
日本に伝承された当初も時間の吉凶を占う指標として用いられて
いました。時間を占うものとして使用されていた時代は、太陽が
昇ってから落ちるまでと夜が始まってから終わるまでをそれぞれ
3つ、計6つの時間帯に分け、それぞれに六曜があてはめられていた
といいます。
六曜の「曜」とは星を表した漢字で、星は金(きん=お金)をイメージ
させることから、六曜は賭け事のタイミングを決める際によく利用
されていました。
その後、明治時代の暦改正により、現代のような「日」の吉凶を
占う指標として利用されるようになります。
◆先勝(せんしょう):「なるべく先まわりして行動する」と
良い日とされており、午前中が吉、午後は凶の時間帯となります。
◆友引(ともびき):は「友人を引き込む」とされている日なので、
結婚式の日としては良く、葬式をするのは特にNGとされています。
朝は吉・昼は凶・夕方は吉です。
◆先負(せんぷ):午前中が凶で午後が小吉。
先勝は午前中が吉と言われているので先負は午後が吉だと思われ
がちですが、先負の午後は小吉程度で特に良い時間というわけで
はありません。
この日は「平常を装って吉」とされており、何事も起こらない
よう無難に過ごすことがおすすめの日です。
◆仏滅(ぶつめつ):「物が終わる(滅する)日」です。悪い日だと
思われがちですが、この日は仏事や別れたい人との別れには
良い日と言われています。
◆大安(たいあん):「やってはいけないことが何もない日」のこと。
この日は大吉だと思われがちですが、「大いに安し」という意味
をそのままとると「特に害のない日」となり、実は「小吉」の
ような日です。
ただし、やってはいけないことや凶の時間帯がない分、結婚式
などの長い時間帯で執り行われる行事はこの日にすると良いと
考えられています。
◆赤口(しゃくこう):古来より魔物がいると考えられてきた
「丑寅の刻(=午前2時~4時)」の時間帯の六曜で、日を占うもの
となった今も不吉な日とされています。
仏滅が「物が滅する日」であるのに対し、「赤口」は全てが
消滅する日と言われており、この日もとても怖い日です。
「大凶」とも言える日ですが、正午だけは吉となります。

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