投稿日:2016-12-15 Thu
直木賞作家の朱川湊人さんは俺と同じ高校で5年後輩にあたる。足立区出身で作品の中でも足立区の風景が出て来る。
名前の朱川は「朝焼けの荒川」、湊は「川っぷち」を意味して
いるとのこと。
昭和30から40年代の下町を舞台とする「ノスタルジックホラー」
には定評がある。
いくつかの作品は読んでみたが、今回の「かたみ歌」は連作短編集
でどれも心温まる内容だ。
昭和30~40年代、都電の沿線にある下町が物語の舞台。
あの世と繋がっているという噂のある『覚智寺』の近くで起こる
不思議な出来事、生と死にまつわるちょっと不思議な物語。

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