投稿日:2013-09-15 Sun
半沢直樹の「倍返し」が面白いが、いっそのこと「今、じぇじぇじぇ返しでしょ」と言った方が迫力が増すのではないか。
いよいよ来週が最終回、どんな展開になるのか楽しみである。
半沢直樹はドラマとしてよく出来ていると思うが、世の中に
誤解させている箇所があると言いたい。
「出向」がまるでサラリーマン人生の墓場であるかの如く
扱われている点だ。出向者は負け組で左遷され、もうおしまい
と言ったイメージだ。銀行の世界ではそうなのかも知れないが
それを世の中全般も同様だとして欲しくない。
そういう俺も出向の経験はあるが、決してマイナスではないと思う。
たとえば、新しいビジネスを立ち上げる際に本体では小回りが
きかないので、子会社化する。その子会社にバイタリティのある
若者を出向させるのはよくある話で、負け組どころか逆に優秀な
人材を出向させて新規事業を立ち上げる。
本人も母体の大きな会社では経験できないようなことを任されて
成長するわけだ。
半沢直樹を見ている中学生が自分の父親が関連会社出向である
場合、とても心配になっているように思う。
視聴率の高い番組ゆえ、世の中に誤解を与えるような内容には
もう少し配慮してもいいかと思う。

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