投稿日:2012-09-23 Sun
足立区郷土博物館で開催されている区制80周年記念企画『タイムスリップ昭和家電展』に行ってきた。「三種の神器」といわれた白黒テレビや洗濯機、冷蔵庫はもとより、今では見かけないユニークな製品も色々とあった。東芝の「スナック3」はトースト、ホットミルク、目玉焼きがいっぺんに調理でき、一見したところはおもちゃの「ママレンジ」「ママキッチン」みたいなもので”本当にホットケーキが作れちゃうのよ”とリカちゃんが言いそうな感じ。製品のネーミングもナイスだ(←死語?)
(昭和40年発売、当時価格3500円)

早川電機工業(現シャープ)製の「テレビ型ラジオ」はテレビが高価だったので、テレビを見ている気分を味わうというもの。電源を付けると画面にラジオのチューナーが映し出される仕組み。この昭和的発想には思わず笑ってしまう。ここにシャープの”亀山モデル”の原点をみつけた気分。
(昭和31年発売、当時価格1万900円)

最近では羽根のない扇風機が流行っているが、富士電機の扇風機「サイレントペア」は上下に2つの羽が付いていて、別々にオン・オフや強弱を切り替えられる。これなら2倍の効果があったのかなぁ~。(昭和32年発売)

日立製作所の扇風機「ポルカ」にいたっては、スイッチを切り替えると羽が逆回転し、後ろからも風が出る仕組み。
(畑中葉子の「後から前から」を歌いたくなるのだ)
価格は普通の扇風機の約2倍の7200円。(昭和34年発売)ちなみに当時の大卒男性の初任給は、約13,000円くらい。
同じく日立製作所の「卓上扇風機『ピアノ』」はピアノの形をした扇風機。恐らく当時はピアノが上流家庭のステイタスだったので、このようなものが登場したのだろう。機能的にはお世辞にも涼しそうとは思えませんなぁ~
(昭和34年発売3900円)

岩崎通信機の「ボースホーン」は受話器が1つでダイヤルが2つあって、向き合って使える電話、二人で1台を共有できるというのがウリだったようだが、同時に使用できないのが最大の欠点であります斬りぃ~。(ザンネン!)

「自動缶切り機」はこの時代にしては相当、珍しいものだったと思う。缶詰くらい自分で開けろよ!・・・という時代背景だったからたぶん商品としては売れなかっただろう。むしろ電気缶切りを購入した人はどういう人種だったのか知りたい気持ちだ。
同様に「電気ハサミ」なるものもあったが、当時はこれで何を切ったのか悩んでしまうではないか。
さらには「電気ゆで卵器」(東芝製)は横着するなと怒りたくなる製品だ。

何でもかんでも”とりあえず電気を使ってみました”、”電気製品ならヒットするかな”みたいなノリだったのかも知れない。経済成長期における昭和のイケイケ感を垣間見る製品たちだ。一流大手と呼ばれるメーカーがまじめに、こういうものを作ったということが驚きであり、マーケティングなんかもせずに、とにかく製品化してしまえみたいなところに当時の日本人の根性や希望のようなものを感じ取ることができた。
スポンサーサイト
投稿日:2012-09-22 Sat
秋分の日、国民の祝日であります。祖先をうやまい、なくなった人々を忍ぶ日とされる。
秋分の日は長らく9月23日だったけど、今年は9月22日。
9月23日でなくなるのは昭和54年(1979) 9月24日以来で
33年ぶり、しかも9月22日になるのは明治29年(1896)
以来116年ぶりの出来事だそうだ。何気にびっくら。
その理由は、4年ごとの閏年の調整でも6時間弱の端数
がこの現象を起こすそうだ。
(真の1年=1太陽年≒365.2422日=365日+6時間弱)
「昼と夜の長さが同じになる。」といわれるが、実際は
昼の方がまだ長いらしい。
ちなみに1947年までは「秋季皇霊祭」という皇室関係
の祝日だったとのこと。

投稿日:2012-09-21 Fri
我が家のワンコは飼い主に似て、あまり賢い方ではないが、いくつかの人間語は理解している。
たとえば「散歩」という単語には敏感で、会話の中に散歩
と出てくるだけで外に連れて行ってもらえると思うらしく、
ワンワン、早く行こうよ・・・と尻尾を振ってじゃれてくる。
なので、つい「散歩」とでも言おうものなら、その対応に
苦労してしまうのだ。
そんなこともあり、我が家では散歩のこと頭文字をとって
「S(エス)」と呼ぶようになった。
”ちょっとSしてくるよ”、、、なんて怪しい感じかな。
そういえば、6~7年前に俺が『今からプールに行ってくる』
というと三女が自分も連れて行けとうるさいからプールのことを
POOL(ピーオーオーエル)と呼んでいたことを思い出した。
ワンコも三女も同じ扱いということに苦笑してしまった。

投稿日:2012-09-10 Mon
小説「永遠の0」をきっかけに 百田 尚樹の作品を読み漁っている。今日、読み終えたのは「モンスター」。
説明が面倒なのて、「BOOK」データベースを以下、コピペ。
---------
田舎町で瀟洒なレストランを経営する絶世の美女・未帆。
彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ扱い
される悲惨な日々。思い悩んだ末にある事件を起こし、町を追われた
未帆は、整形手術に目覚め、莫大な金額をかけ完璧な美人に変身を遂げる。
そのとき亡霊のように甦ってきたのは、ひとりの男への、狂おしい
までの情念だった。

投稿日:2012-09-08 Sat
かつて名車と呼ばれていたホンダのオートバイ「CBX」の盗難が後を絶たないとニュースに出ていた。今も市場では発売当時の10倍の価格
で取引される人気車だそうだ。
俺も10年前に友人まるちゃんから格安の値段で譲ってもらい、それに
乗っていた。当時の奏でるようなエンジン音を今でも記憶している。
これからの季節、ライダーには持って来いだな。

投稿日:2012-09-07 Fri
明治神宮内にある『清正井』。パワースポットとして有名だ。少し前まではすごい人気でこの井戸を見るのに2~3時間待ち
だったらしい。
俺が行った時はもうブームも終わったのか、待つことなく
やっくりと見れた。
この画像をケータイの待ち受けにしておくとご利益があるらしい。
なんて言ったら女子高生と同じじゃん (#^.^#)
実は明治神宮の森に踏み込んだのは初めてなのだが、このあたりは
東京とは思えないくらいの静寂さと原風景が残っている。
ちょっとしたハイキング気分で森林浴もできる。井戸よりも
お薦めだと思う。


△ PAGE UP